易を調べていて見つけた「信念の魔術」或いは「奇跡が起こるメカニズム」

前回書いた、私の推論は、現代科学の領域から迫ったものだが、
もし、この推論が当たっているとすれば、
科学のカケラもない、古代の人達が、どうやってそれを見つけていたかということで、
そこにまた不思議が浮かび上がってくる。
ちなみに、黄帝は、東洋医学の原本と言われる「黄帝内経」という本をつくり、
その中で
「あらゆる細胞に生命を与え、
また、それらの中に統合されている本質的エネルギーは、
空にあって抽象的な実態にすぎないが、
一方、地上にあっては有形の物質的実態に変形される」
と言っており、
F・カプラーは黄帝内経について
「この著書は、アインシュタインよりも何千年も前に、
すでに物質というエネルギーの統一を知っていたばかりでなく、
西洋の物理学者が最近気づいたばかりの真空中におけるある種の力の存在さえ知っていた」
(タオ自然学・工作舎)と言っている。
また、ノーベル物理学賞受賞者のツォンダオ・リー教授は
「真空は物質のない状態であるが物質を生み出すエネルギーに溢れている。」
(超医療 御申釱 貴田唏照著 扶桑社)
これこそがまさに色即是空、空即是色の真理を言い表したもの。
昔の人の観察眼の鋭さ、捉え方、創造力、発想力の豊さに、
ただただ敬復させられるばかりである。
こういう風に見ていくと、人間は、
果たして進化(歩)しているのか後退しているのか分らなくなってくる。
もしかしたら、
「お金を求める人間」と「真理を求める人間」の違いのようにも見えてくる。
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