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覚悟 かくご




何か事態が悪化すると、来るなら来い、と最悪の場合を想定し、川を瀬にして構える。精神に小出しの消耗を避けるには適した戦法である。『家常茶飯』尾崎一雄著より

覚悟とは、危険な状態や好ましくない結果を予想し、それに対応できるよう心構えをすること。(大辞林 第二版より)

腹を据える(腹をくくる)も同義語か。
覚悟を決めること、観念することで、気持ちは楽になり、心が決まる。
この言葉で思いつくのが隆慶一郎の『死ぬことと見つけたり』(新潮文庫)である。
江戸・元禄時代の鍋島藩藩士、山本常朝が語った、武士道「葉隠」を元にした小説で、
覚悟を決めた人間の強さを描いている。
「金もいらぬ、名誉もいらぬ、命もいらぬ人は、始末に困るが、そのような人でなければ、天下の偉業は成し遂げられない」と西郷隆盛は、山岡鉄舟を賞賛している。

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原語は、眠りからさめること、目覚めていることを意味する。(岩波 仏教辞典/岩波書店より)
覚も悟も「さとる」。真理を悟ること。悟りを開くこと。

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