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おやっと思ったら即実行を

花の中の宇宙ブロ用
占いは、占的(占う目的)に対して、断定的な回答は出してこない。
そこに書かれていることは、宇宙全体から見た今の状態などを抽象的
な言葉で投げかけているだけである。
 ところが,その抽象的な言葉を読んでいるうちに、何がどうなって
いるのかはよく分らないが、
「もしかしたら、あれはこうなのかな」というように、自分の心が反
応するのである。
易占いの回答とはまさにそれで、自分の心から発信する声に従って行
動する事を促しているのである。
 ここが易占いのもっとも大事なポイント。
 つまり、易占いとはサイレントコード(神の意思、天声)を聴く方法
であり、シンクロニシティー(意味のある偶然の一致)、或はセレンデ
ィピティー(偶然の発露)の信号を読み解く手段なのである。
そして、大事なことは、サイレントコード(天声)が聞こえたら即、実
行することである。
 民族学者の川北二郎氏は、自著の「創造と伝統」(祥伝社)の中で
「天命を感じるというのは,人が受け身ではなく,積極的に状況に関わっ
ていって、全体への価値の寄与という方向で考え行動していた時に起こる
ものだと思う」といい。さらに続けて
「全体状況で,やらざるをえなくなってくると,強いられているといえば
強いられているとも受け取れるけれど,何だか気になるということは、自
分と状況が一致しているということで,状況の外に自分がいて,外から状
況を見ているということではなく、自分の内側にも状況持っているという
ことで,その状況の中から自分の主体性が導きだされてくるので,むしろ
作為が少ない…」
「自然の流れに沿って為すべきことに叡智を集中すると、全体状況から、
自分のなすべきことが聞こえてくるのが「天命」であり,それによって、
成さねばならぬという感じが生じるものが「絶対感」ということである」
と言っている。
私は、この言葉の中に易占いの真髄を感じるのである。
そして、こういう態度で行動していると、そこにいろんな他力(シンクロ
ニシティー、セレンディピティー)というような奇跡的現象が現れて願っ
たような結果が得られるというのが私が見つけた易の当たるメカニズムで
ある。
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易占いは、ゲーム感覚でする占いではない

木の芽立ちブログ用

 易占いについて、自分の研究してきたことを何回かにわたり書いてきた。
 結論から言えば、占いはただ単純に未来を予測したり、恋愛の成否を占うというような
安易な感覚(ゲーム感覚)で使うものではないということが分かった。
 私たちは、ともすれば何か困ったことが起きた時、安易に占いによって結果を予測しようとするが、
基本的に易占いはそのような使い方をするものではないのである。
 では、易占いとは何なのか。
 目的を定め、懸命の努力をしているとき迷いが生じてしまった。言い換えれば、超えられない壁にぶつかってしまった。或いは、「どうにもならない状態」になった時に、
卦を立てると、不思議な程見事に
「今の状態を示しながら、どのような態度で、どのような行動を取れば良いのかという指針を与えてくれる」
のである。易占いが「人生の羅針盤」と言われる所以はそこにあるのだ。
 しかし、良い卦が出たからといって、何もしないで、ただ結果だけ待っていても、
何の変化も起こりはしない。
なぜなら、易占いは行動の指針を示すものであって、努力しないものに対して、
何かを与えてくれるというものではないからである。
ところが、多くの人が、何かについて占いをやってみたら
物凄く良い卦が出ると、その結果だけに期待するのである。
だが、いつまでたっても結果は現れてこない。
そしてついに、
「あの占いは当たっていなかった」
と思ってしまうのが占いに対する普通の人が持っている概念で、
そうしたことを何回か繰り返した結果「当たってる時もある。当たってない時もある」ということで
「当たるも八卦当たらぬも八卦」
という解釈になったのだと思うが、この解釈は正しくないというのは何回か前にも書いている。
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易を調べていて見つけた「信念の魔術」或いは「奇跡が起こるメカニズム」

ブログ用花イ9メージ1

前回書いた、私の推論は、現代科学の領域から迫ったものだが、
もし、この推論が当たっているとすれば、
科学のカケラもない、古代の人達が、どうやってそれを見つけていたかということで、
そこにまた不思議が浮かび上がってくる。
 ちなみに、黄帝は、東洋医学の原本と言われる「黄帝内経」という本をつくり、
その中で
「あらゆる細胞に生命を与え、
また、それらの中に統合されている本質的エネルギーは、
空にあって抽象的な実態にすぎないが、
一方、地上にあっては有形の物質的実態に変形される」
と言っており、
 F・カプラーは黄帝内経について
「この著書は、アインシュタインよりも何千年も前に、
すでに物質というエネルギーの統一を知っていたばかりでなく、
西洋の物理学者が最近気づいたばかりの真空中におけるある種の力の存在さえ知っていた」
(タオ自然学・工作舎)と言っている。
 また、ノーベル物理学賞受賞者のツォンダオ・リー教授は
「真空は物質のない状態であるが物質を生み出すエネルギーに溢れている。」
(超医療 御申釱 貴田唏照著 扶桑社)
 これこそがまさに色即是空、空即是色の真理を言い表したもの。
 昔の人の観察眼の鋭さ、捉え方、創造力、発想力の豊さに、
ただただ敬復させられるばかりである。
 こういう風に見ていくと、人間は、
果たして進化(歩)しているのか後退しているのか分らなくなってくる。
 もしかしたら、
「お金を求める人間」と「真理を求める人間」の違いのようにも見えてくる。

 
 
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易のメカニズムを推論すると

ブログ用お米の花おしべとめしべの営み

 易の基本的な考え方は、なぜか西洋のピタゴラスの
「宇宙は知性のある生命体である。人間はその宇宙という生き物の中の一部として見ているのである」
という言葉が当てはまる。
 ここからは、私の推論だが、
まず前提として、宇宙を原子でできていると捉えてみる。
原子には原子核がある。原子核はプラスの電気を出している。
その電気を電磁場が受けて陽子を振動させている(波動)。
 その原子核の中には中性子と陽子があり、
その中にはさらにクォーク(quark)と呼ばれる素粒子が存在する。
このクォークは基本的には三種類の素粒子からなり、大きなエネルギーを持っている。
 このエネルギーのことを、私は“気”と捉えている。
 気は、宇宙から大地からどんどん出ており、
呼吸や皮膚から体の中に入り、
東洋医学では気の通り道といわれる「経絡(けいらく)」を伝って流れている。
 そのエネルギーの状態を解いたのが、易の考え方なのではないだろうか。
 つまり、宇宙のエネルギーと自分のエネルギーが今どういう状態にあるのか、
それを陰陽という対立する2つのエネルギーの組み合わせによって観よう
というのが易なのである。
 易は上卦と下卦の組み合わせだが、
上卦も下卦も、それぞれが3つの組み合わせ「トリプレット」で構成されている。
 不思議なのは人間のDNAのアミノ酸の組み合わせも、トリプレットで、
その組み合わせが64種類で易の六四卦と一致していること。
 そして、クォークの素粒子が
トリプレットで構成されているということである。
 DNAが遺伝子であることがわかったのはわずか数十年前のこと。
古代の人が知っていたとはとうてい思えない。
 しかし、これらのことが偶然の一致としたら、それこそまさに「意味のある偶然の「一致」。
そう考えると、ますます面白くなってくる。
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易占いは,インスピレーションやアイデエィア、方向性を示してくれる

ブログ用花14

 易の原型をつくったのは、中国王朝の始祖と言われる伏犠(ふっき)という人物。
 伝説上の人物ともいわれているが、伝説上の人物であろうが実在した人物であろうが、
それは、たいした問題ではない。
 何千年も昔の太古の時代に宇宙のメカニズム、自然の摂理を極限までつき詰めて、
それを八つのパターンにコード化した経典をつくり、
現代でも「人がよりよく生きていくための羅針盤」として、
多くの人が活用しているという事実が、大切なのである。
 もっとも経典は、その後、周王が解説を加え、
さらに、孔子が手を入れて完成させたと言われているが、
それも、ここではどうでもいいこと。
大事なのは、そこに書かれた解釈を読んでいると、
これまで、自分でも考えていなかったような
不思議な閃き、インスピレーションやアイディア、
今取るべき態度や方向性といったものが見えてくるという事実である。
 伏犠がつくったといわれる先天八卦図は、
宇宙と自然と人間の関わりを八つのパターンにして見ていくという方法。
 易が六四卦というのは、上卦八パターンと下卦八パターンの組み合わせであり、
八×八で六四卦(パターン)となっているのである。

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